先日、セッションの時に「え?人って生まれ変わるんですか?私は長い間、人は死んだら終わりだと思っていました。」と言った人がいた。
この世の中は生まれ変わりがないとしたら説明がつかないようにできているのだ。
輪廻転生は魂の経験値の積み重ねであり自己の成長、人類・地球の進化にも関わっている。
昨年の11月から本格的に時代が新時代へと移行したと言われ、スピリチュアリティ全開の時代の幕開けだと言われている。
昨年12月、私は集中的に「パラノーマルチルドレン」「過去生の記憶を持つ子どもたち」というアメリカ制作のテレビシリーズを見た。
敬虔なクリスチャンやイスラム教徒の家に霊能力や過去生の記憶を持つ子供が生まれる。教義で厳しくそのような概念を禁止されて育った両親は大いに困惑し、嘘であることを証明し子供を納得させようと奔走するが調べれば調べるほど整合性がとれ逆に認めざるを得なくなり、これまでの自分にはなかった価値観や考えもしなかった世界を知ることになる。
このような話をすると「私の前世はなんですか?教えてください」または「自殺した人はどうなるんですか?」などと聞く人がいる😅
過去生というのは膨大な回数がある。そして私がセッションの中で必要があって霊視するその人の過去生は現在の人生に影響を与えていると思われるたった一部の過去生である。
「私はここに生まれたことがありますか?」などと聞く人もいるが手っ取り早く「あなたが行ったことのある場所、行ってみたい場所、または知っているけれど行きたくない場所」はいた可能性が強いです。と言っている。
なぜなら魂はその場所に行くことで自動的に魂のカルマの癒しをしているからだ。
よって、そこにいって何をしたらいいですか?という問いにはあなたは何にもしなくて良いのである。
行った先でその土地のものを食べ、水を使い、排泄することが大切だ。あとは好きなように過ごせばいい。
魂というのは「私」という意識が思っている以上に深淵であらゆる経験をし、あらゆる知識や叡智を有している。
自分が何かをしなければならないと思うよりも魂は何をすべきかすでに知っていて自動的に行っている。
そういうところを信頼することもまた自己信頼につながると思う。
では、自殺や死産、流産はどうなのか?という質問には神様はそれもまた経験の一部であるとセッションの中で答えていた。
天から降りて一度、人の体内に入るという経験をしに来たのだと。
だから生を受けたのならその後の人生の長短に関わらず無駄のない経験を誰しもがしているのだ。
長い輪廻転生の中の一回分の一生なのだ。
確かに私のセッションの中で過去生を知ったことで現在の原因不明の不安やモヤモヤが霧が晴れるように解消した人もいる。
そしてまた、自分の記憶する?または他人から言われた過去生に縛られる人も中にいる。
中世ヨーロッパで惨殺されたとか江戸時代に小さな島にいたなどという記憶はまだしも…
私は魔女だった時に残酷な行為をしたからそのカルマで今世がうまくいかない。
他の星にいた時に宇宙戦争に巻き込まれて壮絶な体験をした心の傷で今、うまくいかない。
などと壮大すぎる過去生を現在の生きづらさの原因にしてしまう人もいる😅
誰しも過去生を抱えている。たとえ地球に過去生がなくても他の星にあるかもしれない。
でもそれは知っても知らなくても良いことであり、一番大切なのは「今」を生きることである。
過去生のせいでうまくいかないという逃げ道を決して作らないことだ。
過去生に振り回されるのは他人に自分の人生をコントロールされてしまう人となんら変わらない。
そんなことを言ったら私なんかどうなるのだ?
コンコルド広場で火炙りになった過去を思い出したり、追われて嵐山で斬り殺されたこともあると思うし、戦争責任を問われるような過去や神女としての幾つもの過去生もある。
それが今世に影響しているのは確かかもしれないが過去の終わった一生をいつまでも気にしても仕方のないことなのだ。
それならば知ったからにはそれを生かし今世を充実させ、魂の使命と目的を遂行することが過去の自分へも、そしてそのために犠牲になった人々にも供養になり、そして自分を育み生かしてくれているこの地球への一番の貢献にもなるだろう🌎
自分の過去生に押しつぶされるのではなく、過去生のカルマをも昇華し、今世で自分を最高に輝かせることを目指そう🌟