GW後半は母と夫と3人で房総半島に行った。
母が高齢ということもあり、今、思えば余計な気遣いで東京駅からレンタカーを借りたが、電車で千葉まで行ってからレンタカーを借りればよかったと思うほどの首都高湾岸線の渋滞に遭った💦
おまけにレンタカー会社がある東京駅の日本橋口まであの大混雑の中を延々と歩くことを思えば電車までの乗り換えもさほど変わらなかったのかも?などと考える🧐
とはいえ、丸の内口から外に出てなかなか普段は見ない東京駅の外観を見て美しい写真が撮れたのもよかったし、レインボーブリッジを走りお台場も眺められたり、無印良品のファーマーズマーケット「みんなみの里」で帰りのことを忘れて野菜や花苗を買いまくった母の荷物のことを考えても車だったのは楽ちんではあった笑
なぜ房総半島に行ったのか?
最大の目的は母が行きたいと願った君津市の「ドリプレ・ローズガーデン」だった🌹
ここはNHKのもふもふモフモフで「猫の楽園」として紹介されていて花が咲き乱れる中、猫たちが気ままに暮らしている様子を魅力的に伝える番組だ🐈
飲食店も含め、それ以外の目的地を私はまったく調べていなかった。
どうせ、私がいれば神仏のお導きでおのずと目的地は決められるからだし、仮にこちらで行きたいと願って決めたところでも神様が優先させるところがあればそれはあえなく変更になるということを経験上、いやというほど味わい知り尽くしているからだ😆
早朝、仙台から新幹線で東京駅へ。新幹線はもちろん満席🈵(最近は通常の土日も満席が多い🈵)
東京駅は改札を出るところから大混雑💦
東京に住む夫は改札を出たすぐのすごい人混みの中で待っていた😅
激混みの東京駅構内をカルガモのように母を引き連れてレンタカー屋さんへ。途中、前述のように外で写真を撮ったりした。
ポケモンセンターのオープン直前の長蛇の列にも出くわした。外国人も多い。いざ、オープンとなってシャッターが開いたらすごい勢いで店の中に飛び込んでいく。店内は駅員さんの制服を着たピカチューのぬいぐるみで溢れ、東京駅限定のものが並んでいるようだ。ポケモンにあまり詳しくないがピカチューを見ると無条件に嬉しくなる私も一緒に興奮した😆
さて、ドリプレローズガーデンは山林を切り開いて作ったようで曲がりくねった竹林の間の山道をすれ違う車に注意しながら進むような山奥にあった。母が場所を間違っているのでは?と心配するほどの山道。でも、一旦、雑木林から入るとそこには広い駐車場とすでに猫がお迎えに出ていた。
日本全国から人が訪れるだけあって警備員が誘導し、猫も人慣れしていて誰にでも撫でさせてちゃんとゴロゴロ言ってくれてサービス満点😊
残念ながらバラはまだあまり咲いていなかったのだが他の花が咲き乱れて池ではカエルが鳴いていたり自然豊かで猫たちものびのびとしてTVで見たとおりの気持ちが良いところだった。
さあ、最大の目的が終わってしまった😆とりあえず富士山が見えるであろうサンセットの岬へ。半島の先端なので向こうに横須賀や鎌倉あたりのビルが見える。富士山はうっすらと見えた。
君津は至る所に神社があり呼ばれまくる私は車から降りずとも忙しい💦
この前、長野でも思ったが里山では多くの人はその土地で生まれ育ち、家から見えるお墓に入るという暮らしが脈々と続いていたのだろう。そして、農作物の生育や暮らしも全て天候に左右され、自然や神に対する畏敬の念が常にそこに根付いていたことを感じられる。
翌日は君津の名所 濃溝の滝へ。朝から人がたくさん来ていて新緑に滝が映えてキレイだった。江戸時代に農業用水を引くために人工的に掘ったトンネルなのだ。先人の知恵と技術には世界中どこでも感銘を受ける。
道中、「無印良品みんなみの里」という看板を見た!土地勘がなかったが調べると近い。鴨川シーワールドもすぐ🐬シーワールドに行こうと提案するが母と夫の却下にあう😆みんなみの里で朝ごはんを。ちょうど日曜日なのでキッチンカーなども出てにぎやかで朝日の中、広々とした芝生でのんびり朝食。隣接するファーマーズマーケットで前述の通り野菜や花苗を買った。
さて、次の目的地は…
前夜、夕食に入った居酒屋で私は混雑しているところでも話している相手の話はもちろんBGMや周辺の席で話されている会話なども同時に聞くことができるのだと母と夫に特技自慢をした。すると母があんたは聖徳太子のようだねーと言った😛
聖徳太子は月読命とセットだと思うよ。たびたび一緒に祀られているところを目にするしそこから空海さんまで強い絆を感じるよ。と私。
ホテルでもらった観光パンフレットで聖徳太子という文字を見たような?
というところから思い出して聖徳太子が開いたという「鹿野山 神野寺(かのうざん じんやじ)」へ。
前夜は気が進まなかったのになぜかいく気満々に😃
駐車場に停めたところからもうご神気が漂う。境内左側にものすごく大きな御神木がある🌳
調べずに来ているので来てから初めて関東最古の古刹だと知って驚く。
台風で破損して社殿がなくなってしまった九頭龍社があった。社殿や宮がなくなれば原型が見える。木があり石がある。沖縄の御嶽のようで御神気がさらに感じやすい。社殿がないせいか人が来ない静寂の空間。
本堂のご本尊は薬師如来だった。薬師如来は日光月光菩薩を従える。薬師如来は月読命と関わりが深い。私が仏像に話しかけらた初体験も薬師如来だ。(関連:不思議なお話10 仏像がしゃべった!?)
居心地の良い静謐でかつ威厳があり生きとし生けるものに優しい波動を感じられるお寺だった。
聖徳太子・薬師如来・月読命・空海は深い関連があると常々感じている。
さらに鹿野山 神野寺は平安時代には慈覚大師 円仁が再興し天台宗の寺院になったこと。のちに中興され真言宗の寺院に変わったことを知った。
慈覚大師円仁といえば先日、GW前半に訪れた岩手県の毛越寺である。(関連:不思議なお話13 呼ぶ山のお導き⛰️ )
そして、空海さんの真言宗までつながったのだ。4月に四国の香川県から琵琶湖まで仕事も兼ねて旅した。そしてここにまた繋がるのだった。
私は常日頃、調べ物をしないし、旅行先でも調べないがちゃんと導かれて行くべきところに行っているということをこうやって確認するのである。