石垣島の夕暮れ

宮古島の夕暮れ

野底マーペー

行った途端に大好きになった宮古島。
初めてなのにドッシリと落ち着くあの幸福感はなんだろう？
人っこ一人いない道路でもどこでも不安感がまったくないのだ。
ずーっといたい。神命令のお役目がなければ石垣島に行かずにここに留まりたいとさえ思った宮古島。

だからなお一層のこと、石垣島の初日のトラブルで意気消沈。アウェイ感満載の石垣島。
速攻、宮古島に帰りたーい！と思ったのでした。
野底マーペーの黒島に帰りたくて石になってしまった気持ちが痛いほどわかった私なのでした。
でも、滞在しているうちにジワジワと好きになった石垣島。石垣島に行かなければ西表島や由布島にも行けなかったし、人との出会いもなかったもんね。宮古島では案外、人とは出会っていないのにあの居心地の良さったら不思議だわね。（幸せな前世があったのかもね）

ところが、宮古島でちょっとねーっと思ったのがお水。
水道水がしょっぱいのだ。
飲み水はミネラルウォーターを買っているので問題ないけどコーヒーやお茶、スープなど、沸かせば大丈夫かな？と思った。
しかし、ダメだった。変な味になるのよ〜
そのせいかカフェのお水もミントが入ってたりした。ミント塩味みたいな健康的な味になっていた。
居酒屋のマスターに言ったら「だからお料理にもうちは浄水器で使ってます。」とのこと。

一方、石垣島のお水は美味しい！そのまま飲み水として飲んでも違和感ないと思うほどの癖のない軟水。
石垣島の史跡の受付のおじさまに話したら「宮古島は地下水だから昔から水がまずい。石垣は水が美味しいから料理も美味しくて品の良いものができるんだ！」と自慢げにお話されていましたわ。
確かにお料理も石垣島は美味しいのだ！！

大食いの私、「食」で言ったら石垣島に軍配。
「居心地の良さ」で言ったら宮古島に軍配。

石垣島のユタさん整体師に「宮古島が気に入ってしまって住みたいんですよねー💓」と言ったらじーっと私を見て「宮古島に住むかどうかわかんないけど、あんた石垣島には必ず来るからね。絶対に来るよ」と力強くおっしゃるのでした。
えぇー宮古島へのアドバイスはなにもないわけ？と心の中で思った私にすかさず「宮古島でも本島でも自由にこれからも来たらいいさ。そこもこれからも呼ばれるだろうしね。でも、石垣島は絶対よ。石垣の神様もあなたの神様も言ってるんだから絶対」と念を押した彼女。おそるべし。

毎日、朝ごはんを食べた宮古島のビーチ

伊良部島

神から住みなさい！と指定されている場所は沖縄本島。住所まで指定されているが詳しく見に行ったことはない😂
何もなさそうだし暗いし夜は街灯もなさそうでコンビニもないから嫌だ！と文句を言ったら「那覇空港まで○キロ」とか「首里城まで○キロ」とかいう看板をすかさず見せて近いことアピールする神😆
このたび宮古島に住みたい直訴するもシーンとしてノーコメントの神

街灯がないとかコンビニがないとかそんなのは離島に行ったらなんてことはなかった。神からしたら住めと言っているのは本島なのだから不足は無かろうということなのだろう

私の「ここ住みたい」とか「このホテルめっちゃいいー。これからはここに決めた！！」というのは割とコロコロ変わるので神々はノーコメントで様子を見ているに違いない。
というかもう彼らの腹の中では「ここ！」というのが決まっているに違いない。それまで手のひらで転がされ、あちこちで策に弄される私。