フィジーから帰国してちょうど1週間が経った。
留学前に日本のスタッフは
「フィジーに行って1週間、日本に帰ってきてから1週間は衝撃の毎日で慣れる人とダメだーってなる人に分かれます」と言っていた。
私はその人にあなたの場合は間違いなくフィジーに馴染んで、帰国後はフィジーに戻りたくなるタイプですよ!と豪語されていた😂
どうか?悔しいほどにそのとおりだ😂
フィジーに行って1週間の衝撃はすでに当ブログに掲載済みだが(From Fiji🇫🇯②フィジーとは)
日本に戻ってこんなに日本が衝撃の国だったとは🤣
まずたった2ヶ月の滞在だったのに帰国後2日間はなぜか周囲の人から英語で話しかけられる事態となり英語を忘れずに過ごせる環境でよかった笑
一番、感動したのはコンビニ!!24H営業であらゆるものが揃い、いつでも美味しいものが手に入る。
フィジーではシンプルな飲み物がなくて苦労した。
ペットボトルで売っているのは水か着色料いっぱいのファンタなどの炭酸、コーラ、果汁100%に見せかけて全然違う甘ーいジュース。
シンプルなお茶類がないのだ。(元イギリス領でティータイム習慣があるので紅茶の茶葉は種類豊富。)
カフェでも冷たい飲み物は通常の倍以上の値段で氷が少なくて大して冷えていない。スムージーは日本円で1500円くらいの高級品。
Fiji Airwaysの美味しい機内食が2回も出てお腹いっぱいなのに、思わずルイボスティー、季節限定ぶどうの午後の紅茶、カリフォルニアロールにごましゃけおにぎりを購入😅
その後、仙台に戻ってからも今までコンビニで使わないような額の買い物をしてしまうほどコンビニは魅力的だった。
でも、1週間経って気づいた。息苦しい。せせこましい日本。
すべてが「TOO MUCH」!!
「人の気持ちを察して事前に動く」というのは日本人の良さでもある。さりげなく行われる思いやりの行為は美しく日本人特有の優しさだとも思う。
が、しかし、現代のそれはもしかして「批判を恐れて」という発動から来ているものではないのか?と思うほどに至れり尽くせりの度合いが過剰。すべてがテキトーでそれがなんとも心地よかったフィジーから帰国した私には異常に感じるのだ。
フィジーではマスクを一度もしなかった。
なのに日本に帰ったら東京でちらほら、えっ?まだマスク?と思ったが仙台はほぼマスク!!
コロナ禍に戻ったのか?とびっくりして友達に尋ねると今度はインフルエンザが流行っているからとのこと😵
スーパーに行ったら一粒万倍日だからこれを書いましょうとか、宝くじを買いましょうなどのポップ。
古いものは運気を下げます!思い立ったらすぐに買い換えましょう!などとお洋服屋さんに書いてあったり。
親切心からの情報提供が売り上げ向上につながっているのかもしれないがみんなが同じことをやる国民性をひしひしと感じる日々。
過剰なルール重視、他者批判、安全性を重視しすぎて決定が遅れるなど
横並びをよしとし、突出するものを敬遠する国民性は国力を下げるのではないか?
ぬるま湯の中で仲良しこよしは居心地が良い。日本の柔和な国民性はそのようなコミュニティで築かれたのだろう。
でも発動の源がポジティブなものなのか、恐れや不安からくるネガティブな発動なのかで全体に及ぼす影響は大きく違ってくる。
それが集団意識だ。集団意識は国家も動かす。
フィジーで同じことをやったらうるさがられて無言で取り外されれそう🤣
淘汰されるのではないかと思う。
フィジーでは子供を棒で叩いて怒鳴って育てるとブログに書いたが日本なら見聞きした他人が慌てて通報する。From Fiji🇫🇯 ③ 私の日常
が、しかしフィジーでは子供が自分で辛いと感じたら通報するのだそうだ。
裸足で歩いている理由も「心地よいから。」
服を裏返しに着ている理由も「COOLだと思うから」
他人と比べることはない。
その良し悪しは別として
「個人がどう思ってどう行動するのか?」すべてにおいて判断基準が「自分」である点が幸福度につながっているのではないかと実感した。
日本の先読みして、他人に配慮し、こんなものがあったら便利!がすべて実現してしまう社会は過剰な選択肢を生み、人々を迷わせて自己ではなく他人に軸を置いて物事を考える国民性を加速させてしまうのではないかと思う。
日本はなんでもある。日常、必要なものが手に入らないことはない。
今や、田舎町にだって大型スーパーやコンビニがある。
商品の選択肢も多い。マスコミが流す情報の量も多い。
人の意見、人が持っているものに左右されやすい。
日本を表す言葉は「至れり尽くせり過剰に便利」「心配からくる先読み保守的国家」なのではないかと思う。
私は朝は鳥の大声で目覚め、至るところに動物がのびのびと暮らし、木々も花々も人々も堂々として生を謳歌しており、
「聖書に明日のことは考えるな!と書いてあるから考えない!」と素直で「幸せか?」と聞いたら即答で「幸せ🌈」と答える明るいフィジーにもう帰りたい🇫🇯
日本の食べ物と温泉、歯医者さんは恋しいので時々は帰ってきたい。
そんな多拠点生活を具体的に夢見るようになった🌈