よもやま話

不思議なお話13 呼ぶ山のお導き⛰️

3月に4ヶ月ぶり2度目のトルコに行って、帰国3日で四国から関西への旅に出た✈️

2014−2018年まで香川県に住んでいた。
行った先で「空海さんのお導きや」とよく言われたがあながち嘘ではないと思うできごとがその後、たくさん起きて弘法大師 空海さまは私にとって身近な守護者となった。

今回、約5年ぶりに香川県に行き、かつての水泳仲間、職場の仲間に歓待していただきとっても楽しい時間を過ごした🌸
もう一度、四国に住みたいという郷愁にかられるほどに私にとって愛しい土地なのだ。
当時、住んでいた高松市から勤務地の丸亀市に向かう途中、または愛媛や高知へのドライブの帰り、必ず目にする飯山(はんざん:正式名称:飯野山)は私が育った仙台の太白山のような三角山で雄大で優しくいつも大きな励みになった。山や木々は全世界で繋がり呼応しているという実感を与えてくれた山でもある。

高松、丸亀、大好きな高知へのドライブも経て四国から関西へ移動🚌
神戸で対面セッション、琵琶湖でお話会&対面セッション、琵琶湖散策1DAYリトリートをした。
琵琶湖ではリトリートやお話会の共催者である敬ちゃんのお知り合いのマンションに滞在。イベントも宿泊もさせていただいた。

マンションの最上階で三方が窓なので琵琶湖の絶景が見渡せる✨真正面の対岸の山が初日から呼んでいた。あまりにも主張してくるのでお話会の最中にあの山はなんですか?と聞くと滋賀の方が「あれは三上山、通称 琵琶湖富士です。」と教えてくれた。毎朝、毎晩なにか訴えてくる。そして右後方からも何か訴えるものあり。見るともうひとつ山があってそれは比叡山なのであった。こちらの方が強烈な圧なので最終日、夕方の飛行機の時間まで比叡山に行ってみることにした。

当日朝、電車の時間まで調べて、さぁ行こうという時になってふと石山寺って何があるんですか?と私。
敬ちゃんが「あぁ石山寺ええよー、ちょうど桜も咲いてる頃やし石山寺ええかもねー🌸」ということで急遽、石山寺に行き先変更。
電車の乗り換えの時にまたホームから見える山が強烈に呼んでいる。
私:あれは何?
敬ちゃん:「あれ、やっぱり比叡山よ。呼んでる?」
私:「めっちゃ呼んでるけどなぜか空海さんが現れて勝ち誇ったように比叡山に今日は行かないもんねー的な感じで断ってるよ笑。それに2人はわしの門下やから!」て言ってる。
という会話をした。比叡山が憮然としているように見えた。

さて、私たちは降りる駅を間違えた。それでも石山寺まで徒歩10分だというので帰りの空港までのことも考えてコインロッカーに荷物を預けて歩き出そうとした。すると「バス、バス!」と聞こえる。
バスって言ってるよーと私。敬ちゃんが道順を調べ直すとGoogleは徒歩40分に変わっていた。
するとバスがちょうど来て待ち時間なしで乗車できた🚌
石山寺への予備知識ゼロのまま行ったのだが真言宗のお寺で空海さんの御影供養の案内があった。紫式部が源氏物語を書いた寺でもあり八大龍王社が素晴らしかった🐉✨

帰りもバスの乗り場はどこかな?と言った途端に向こうからバスが来て待ち時間なしで乗車。おまけにSuicaの残高40円不足。なんと財布にはピッタリ40円入っているという奇跡✨さすがだねぇーと感心。
気づけばこの旅は香川県に始まり石山寺で終わる空海さんお導きの旅になっていた🙏

さて、仙台に帰りGW前半。海鮮丼を食べに気仙沼までドライブへ。お天気もいいのでそのまま一関に抜けて新緑の厳美渓にお団子でも食べに行こうと思った🌿ところが突如、「毛越寺」に行けという指令が。
途中、平泉の道の駅へ立ち寄り「世界遺産 中尊寺の金色堂ではないんですか?」と聞き直したが「毛越寺(もうつうじ)」なのだという。
そしてそこで毛越寺も世界遺産なのだと知った。
毛越寺は多くの伽藍遺構と庭園が有名だが、中尊寺のような華やかさはない。
が、お天気も良くしだれ桜も満開で池を囲む広々とした敷地は光にあふれてさわやかな開放感だった。
池には龍と鳳凰の船が停まっていた。

ひととおり説明文を読みながら歩く。
すると開山堂というお堂の脇に大きなお坊さんが立っていた。ガッチリした体型で白い法会の上に黒の袈裟。その上に薄茶色の袈裟をかけている。泰然と立っておりその法衣の裾は風に揺れていた。
実物より大きく現れていると思う。感覚として2.5mくらいあった。目は細く眉は濃い。誠実そうなまなざしでこちらを見ていた。

開山堂に入った途端にその方の木像があった。慈覚大師 円仁さまであった。
恥ずかしながら私は知識がないので熱心に看板とパンフレットを読む。

<抜粋>
嘉祥3年(850)慈覚大師が東北巡遊のおり、この地にさしかかると、一面霧に覆われ、一歩も前に進めなくなりました。
ふと足元を見ると、地面に点々と白鹿の毛が落ちておりました。
大師は不思議に思いその毛をたどると、前方に白鹿がうずくまっておりました。
大師が近づくと、白鹿は姿をかき消し、やがてどこからともなく、
一人の白髪の老人が現われ、この地に堂宇を建立して霊場にせよと告げました。
大師は、この老人こそ薬師如来の化身と感じ、一宇の堂を建立し、嘉祥寺と号しました。
これが毛越寺の起こりとされます。

毛越寺の開祖であったのだ。
そして円仁さんは第3代天台座主であり、入唐八家(最澄・空海・常暁・円行・円仁・恵運・円珍・宗叡)の一人。
天台宗開祖 比叡山延暦寺の最澄の元、直接教えを授かった人でもあった。

あんなに呼んでいた比叡山に行かなかった私。
それが思いがけず東北の地で天台座主の慈覚大師が自らお姿を現し導いてくださったのだ。

宗教宗派の垣根を越えて神仏のメッセージ、真理を伝えるのが私の役目なのだと思う。
空海さんはその典型の人で各宗教に通じており痛快で平等でエネルギッシュ。
円仁さんも穏やかで正しく垣根のない人なのだと感じた。

学ぶルート、近づくアプローチ、呼び方は違っていてもたどり着く真理、源は同じなのだから互いの戒律は守りつつもリスペクトしていたのだろうと思う。
ありがたい一連のできごとだった🙏

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