私は子どもの頃からなぜか決められたスペースで最低限の持ち物!という生活に漠然とした憧れがあった。
小学校中学年の頃におじいちゃんの老人ホームに行ったら個室で作り付けの棚に最低限の荷物がきっちりと納められていて、とても機能的でスタイリッシュに見えた。
だからニトリやIKEAの子供用学習机で上がベッドになってたり、机の両サイドに収納がついているようなものにも憧れがあった。
一方、母は超自由な人なのでそんなきっちりと1箇所にものを収めるなんてつまんない、くだらないと考えるタイプ😅
その結果、願望を母に話すと「やめてよ!貧乏くさい!面白くない人!」と一喝されていた😅
その願望が短期的に数回に分けて叶ったのは入院時。
私は 一人っ子 + 良すぎる耳を持つせいかちょっとした物音で起きてしまうので入院時も個室希望!
遅ればせながら?いや、早まってるのか?憧れのおじいちゃんの老人ホームと同じ作り付けの棚と最低限の荷物生活を実現できた。
だが、しかし、残念ながら病人なのだ(元気なケガ人だったこと多し)消灯や起床も決まっている笑
そして、この度、フィジーにて健康体で自由な状態で、個室で作り付けの棚と最低限の荷物という憧れのミニマリスト生活を手に入れた💛
「日本はものが溢れている。」それがこっちにきて実感したこと。すべてにおいて選択肢が多すぎる。
そういう私の家の中もモノが溢れていると思う。おまけに私はモノが捨てられないタイプ。
異常な記憶力を持ち、これはあの時あそこで買ったとか誰がくれたとか詳細な記憶と共に捨てられない😂
今回のフィジーは
「モノがなくなります!盗られても良いものを」的な事前説明のもと、本当に捨てても惜しくない服を持ってきた。
(実際、お尻に穴があいてパンツがすでに1着お陀仏になった。)
学校にドリームボックスなる大きな段ボール箱があって帰国時に不要になったものを入れられる。
タオル類などは犬猫の保護施設PASHに寄付され、洋服などはフィジーの企業に寄付してリサイクルやセカンドハンドとして活用されるという良い取り組み。
私の持ち物の半数は帰国時にその箱に入る予定。(タオルも旅館の名前が入った名入れタオルなど日本では全く使わないものを持参)
他にもすでにお尻が薄々で破れそうなズボン2着、糸が出て破れそうなタンクトップなど😅
でもフィジーではこれが普通に着られているし、売られている現状。
さて、こちらでのミニマリスト生活はどうか!?
快適!と言いたい。
これだけの服と持ち物とスペースで毎日快適に生活ができるのだ!と実感。
が、しかし、日本にはあれもこれもあったのにー、持ってくればよかったぁーと思うこと多数。
小さいことを言ったらキリがないけど
例えば輪ゴムがない😅
ヘアゴムをたくさん持ってきてよかった。食べかけのお菓子を止めるのに役立つ。
ビニール袋もない😅
テイクアウェイ(フィジーではテイクアウトと言わない)する食べ物も紙袋なのでベチョベチョになる。
よって、学校から古新聞をもらって何でも包む始末笑
でも、スーツケース1個分の荷物で自分は快適に暮らせるのだ!ということは大変な自信になった。
バックパッカーの気持ちがちょっとわかった。(私にはできないと思っている)
日本に帰っても無駄がない生活をしたい。選択肢が多いということは良いことの反面、迷いが多くなる原因にもなると思う。
だからこそ直感=ファーストインプレッションで決められるようになることが必要だけど、実際にモノが少ない環境の方が自分に軸を置く生活をしやすいのではないかと思う。
将来的には仙台を拠点にしながらも世界中をあちこち長期滞在しながら暮らしたい!
いずれはホテル暮らしになるかもしれないし!(密かに憧れているホテル生活)
その時のためにミニマリストになる練習として現在のフィジーがファーストステップになっているのかもしれない🌟