過去の辛いできごとの原因となった人に対して
今現在、幸せな人は「あの人のおかげで、あのできごとがあったから」と言う
今現在も不幸せな人は「あの人のせいで、あのできごとのせいで」と言う
私たちがこの世に生まれるときには誰しも「人生の目的・使命」を携えてくる。
生まれる生年月日時間、名前、国、地域、家族構成、大まかな人生の出来事も決めてくる。
大まかな人生の出来事は「人生の目的=今世は何を学んで魂を成長させるか?」の材料だ。
出会う人、経験する人生に影響を与えるできごとは実は自分で決めてきている。
魂レベルでは想定済みのできごとなので、それを乗り越えられない強度の魂には起きないできごとだ。
選べるのはそのできごとや人物に対する「反応」。つまり、課題をクリアするための方法だ。
渦中にいるときは誰でも辛い経験でもそれを乗り越えて振り返ったときにあれを経験したおかげで怖いものなしになったとか、自分が大きく成長したと感じられるだろう。一方でそのできごとが過ぎた後もいつまでも引きずる人もいる。
トラウマやフラッシュバックなどは人間の生理上、起きても仕方のないことだが現在の不幸をそのせいにし続ける人と乗り越えて明るい未来を手にする人がいる。
辛い渦中にいるときに「こんな現実は嫌だ!私はこうなりたい!」と強く思った理想の現実がその後、実現しているか否かで冒頭のセリフは変わるのではないだろうか?
はたから見たら十分に恵まれた環境にいるのに幸せじゃないと感じている人が多くいる。
そういう人の話を聞くと幼少期からの両親に始まり、周囲の人に恨みや不満が多い。過去のせい、人のせい。
そして、現在はたいてい身近な配偶者や友人に不満を持っている。不満だらけなのにかまってちゃんなので離れられない。
1人でいるのはまた寂しい。
いわゆる「犠牲者マインド」だ🐑
こういう人は傷つきやすく普通の話でも「批判されたように感じやすい」
したがって自分と同じようなモヤモヤを抱えたうまくいかない人と一緒にいることが居心地が良くなりがちだ。
「うまくいっている人」は自分とは違う人種とか別世界の人と区別して「どうせ自分はあの人たちとは違う」と距離を置く。またはうまくいっている人はエネルギーが強いので怖いと感じる。
いつまでも根本の改善がないので気づいたら年数だけが経ち不満は蓄積し心の平安は訪れない。
昔、一大ブームを巻き起こした細木数子さん。
慕う人が多い一方で、番組内でも「クソババア」などと罵り悔し涙を流し大嫌いと発言する相談者もいた😂
私は子供心に「人は言われたくないことを言われるとあんなに批判的になるんだなぁ」と思って見ていた。
一方で厳しいことを言われても「本当にそうです。おっしゃるとおりです。ありがとうございます。」と首を垂れる芸能人もいてそういう人に細木さんは本当に優しい観音様のような微笑みで温かい言葉と眼差しを注いでいたことが印象的だった。
今、たびたび細木数子さんや瀬戸内寂聴さんなどを思い出す🤣
人気の反面、壮絶な批判にも遭っていたはずで「本当のことを言われた」人の過剰反応によって責められていたのだなぁと今、思う😆
また「せっかく聞いたのになんにもわからなかった」という言葉も犠牲者マインドの持ち主は発しやすい。
私のところに来る人もたくさんの占いや霊能者、新興宗教を経験してくる人がいる。
でも解決していないから渡り歩くのだ。それは「誰かが変えてくれる」という依存心の強さが原因。
そして渦中にいるときにはどんなに高尚なお坊さんや聖職者の言葉を聞きに行ってもその人の耳が塞がっているので聞こえないのだ。
言葉が届かない。後からあれはこういうことだったのかと渦中を抜け出しときに思える人はまだ幸い、一生、「あのとき聞きに行ったのにぜんぜんわからなかった」と言い続ける人は幸せではない。
そういう人にありがちなのはお守りやパワーグッズなどの収集。また寺社仏閣、御嶽などにもやたら行きたがる。(しかもわざわざ調べたり、人から聞いて)
お守りやパワーグッズというのは「呪物」の一種だ。
相思相愛でこそ力を発揮する。一方的な依存では何事も力は発揮されないのだ。神仏、宇宙も信頼と相思相愛であってこその共同創造だ。
今、うまくいかない現実は誰のせい?
過去のできごとや嫌だと感じる人のせい?
効果を一向に発揮してくれないパワーグッズや物のせい?えっ?神様のせい?笑
頑なに自分を変えようとしない自分のせいである🌸
今、起きている現実はちょっと前の思考の反映だ。
今、何を思うかでちょっと後の現実が変わる。
なら、今、幸せではない人は今、思うことを早急に根本から改善すれば良いのだ🌈
2025年は「脱🦋犠牲者マインド」をぜひ実現していこう。