私はあまりテレビを見ないのですが、今の朝ドラ「ちむどんどん」は見ています😆
そのあとのあさイチは博多 花丸&大吉さんの朝ドラに対するコメントを聞くのが好きでその部分が終わったらサッとテレビを消していました。
が、ある日、そのまま流していたところ、女優の吉岡里帆さんが出演されてこれまでの道のりを振り返る内容となっていました。
最近、立て続けに高畑充希さんなど実力派女優さんたちのインタビューなどが目に入るのですが、みなさん本当に日々、過酷な努力をされて表舞台に立たれているのです。
ミュージカルの主役をとるため、ドラマの役を獲得するため、知名度やキャリアに関係なくオーディションを受けて勝ち取っていることに驚きました。
ましてや、何度も落ちているのです‼️
私は女優さんというものは舞台女優さんから上がってくる人を除いてはモデルや美少女コンテストなどを経て、そのまま敷かれたレールに乗るようにドラマや舞台に出ているものだと思っていました。そういう恵まれた方もいるかもしれませんが、最近、立て続けに目にした女優さんたちのお話ではまるで違っていて、合格してからも食事をとる時間もない、寝る時間もないほど稽古に精を出し、同時並行で他の仕事もこなし、役柄によっては未経験の楽器や歌の練習など四六時中、がんばらなきゃいけないことが盛りだくさんなのです。
演じる人物の人生を生きるのですから当たり前のことかもしれませんが、その陰での努力たるや肉体的にも精神的にも大変なことだと思います。
同時にひとつの役柄を終えた時には人間としての教養や深み、できることのキャパシティーなどが大きく飛躍するのだろう。そしてその経験の積み重ねが自信となって輝きに現れ、その人にしか出せない持ち味を出すひっぱりだこの女優さんとして成長していくのだろうと思いました。
大変なことこそ得るものは大きい。
これは私たちにも言えることではないでしょうか?
未経験のこと、不慣れで自信のないこと、初めての環境でのチャレンジ……どれもやる前はひとことで表せば「恐怖」です。
でも、慣れてきたとき、少しずつ喜びを感じられるようになるとき、そしてついにやり遂げたときにはそれは大きな自信と喜びに育って、輝きとなって自分に還ってきます。そして、今よりもできることが少しずつ増えて大きくなっていくのです。
女優さんの美しい輝きの裏には壮絶なプレッシャーと努力があるのだということを知って尊敬の念がわきました。
そして、私たちもその経験値と自信、余裕は姿形や立ち居振る舞いに「現れ」となって出てくるものであり、それが周囲の自分への扱い方に現れてくるのです。
オンリーワンの自分の個性を大切に。そして、取り組む前の恐怖を喜びに思考転換しながら多くのことに楽しんでチャレンジしてますます輝いていきましょう