先月、伊東でイルカと泳いだ🐬
てっきり野生イルカと泳ぐ気で行ったので生簀を見てえっ?となったもののイルカたちは愛嬌たっぷり。
代わる代わるみんなでお顔を出してお客さんを見てたり、サービスジャンプを披露したり始まる前からかなりヤル気にみなぎっていた😊✨
親子連れやカップルが普通の洋服で来る中、私たちはウェットスーツで大汗をかきながらまずはイルカの生態やジャンプなどショーのようなものを見てその後、一般客がいなくなったところで生け簀の中にドボン💦
入れ替わり立ち替わりイルカさんたちがやってきて背びれに掴まらせてくれて対岸まで運んでくれた🐬🩷
運ばれた後は自力で生け簀の中央まで泳いで戻って来なければならない😆
水深4、5Mの生け簀の中でこちらが疲れても彼らはサービス精神旺盛で何度も運んでくださった😆
イルカというのは賢くてかわいいが近くで見ると本当に大きくて力強い動物なのだ。
聞くと彼らは一昨年の台風では生け簀の網が破れて一旦は全員、逃亡したとのこと。
ところが何日かしたら戻ってきて、今も穴は未修復なのにもう2度と逃げないのだという。
そういえば沖縄本島の有名なシュノーケリングスポットでも
「沖縄にイルカはいませーん。もしイルカが来たら教えてくださーい。それはリゾートホテルから逃げ出したイルカでーす」という元気なアナウンスがされていた😅
ところがそのイルカもホテル側が心配するので目撃されたら一応ホテルにお知らせはするものの勝手に帰っていくという。
イルカはおそらく野生でいるよりも毎日、餌を与えられ安全でみんなから可愛がられて大切にされる生活を好み選択したのだろう。
では、ノミのお話をご存知だろうか?
ノミをコップの中に入れるとピョンと跳ねて簡単に飛び出すが、そのコップに紙を置いて飛び出さないようにする。
数日その状態で置いておくと紙を取ってもその高さ以上にはもう跳ばないというのだ。
人間の行動には「痛み」か「喜び」か常にこの2つの選択が伴う。
誰でも「痛み」は避けたいし、「人は易きに流れる」という言葉もあるように簡単で安全で楽な方を選びたいのだ。
ところが人間には成長も必要である。魂の目的というのは今世の魂の成長テーマのことだからだ。
ずっと安楽で心地が良いところにいたのでは成長がなされないという場合には変化に伴うステージアップを促されることがある。
また逆に苦痛が伴っているのに「自分には他に行くところなんてない」と自分にムチ打って苦しい場所に居続けることも日本人には特に多くあると思う。
その場合もまたトラブルや変化による車線変更を余儀なくされることも。
生け簀の中にいるのが当たり前になってしまったイルカはもしかしたら網に穴が空いていていつでも出られるようになっていることすらもう忘れているかもしれない。
人間も誰かに頼まれたわけでもないのに「私はここで頑張らなければならない!!」と歯を食いしばって苦境に立ち続けていることもあるかもしれない。
思考の慣れは当たり前の日常になり思考パターンとして定着する。
そう、思い込みは怖いのだ。
思い込みにより行動が制限されてしまっていることは本当に多い。
そこに気づいたら「自分で直していく」という「習慣づけ」を「意識して」行わないと一旦身についたパターンを反転させることはできない。
意識→肉体→現象
もし今の現実生活に疑問があるのならぜひ自分の「思い込み」の思考パターンを見直してみよう。
ちなみに今月は伊戸でダイビング中に野生のイルカがやってきた。
お気に入りのサンゴに頭をゴシゴシしにくるのだ🪸🐬
逆さまになったり横泳ぎになったりしなやかでのびのびと楽しそうだった。
人間が周りで見ているのも全く気にせずに2回も現れて悠々とした姿を見せてくれた。
自由には勇気とリスクがつきものだがあえて自由を選択した人ののびのびした明るい波動を思い出した😊