昨日の夕方、石垣島入りして子牛スーツケースとの格闘と移動で疲れて部屋でイムゲーを飲みながらブログ書きに精を出し、今朝は寝坊。

私が今回、大好きになったイムゲーとはなんぞやと思った方はこちら

寝坊をして窓の外を見るとどんよりと曇った海が見える。そう、石垣島の滞在先からも海が見えるのです♪

証拠写真✨

そして、見ているうちに必ず毎回、日が差す。神からのご挨拶と勝手に思って喜ぶ毎日。

沖縄では毎朝必ず食べるサータアンダギーとジーマミー豆腐の朝ごはんを食べて今日は１０時からお仕事。
とっても楽しくお仕事を終え、さて、今日の午後は何処へ？

石垣島に来る前に神から言われた行き先はたった２ヶ所。それを忘れる。

なんだっけ？と聞くとオモトという。オモトってなんだっけ？というと川平へ行けという。

川平ってカビラて読むんだよね？海なら行きたいから行ってみるーとオンボロレンタカーで出かける。
このオンボロレンタカーも愛おしまないといけないので「おばあ」と名付ける。でも、このおばあに乗ると腰痛になる。

おばあ、がんばって今日も私を連れてってよーと心の中で声をかけ労わりながら走る🤣
スーツケースの仔牛といい、なんだって今回の旅は一人旅なのに自分以外に労わらねばならない対象がこうも増えるのだ！？

お腹がすいたのでチラ見した途端におばあカーが率先して入った居酒屋ランチにありつく🤣
おばあ走行はなぜか強弱があり、おばあの意思があるように率先して入っていくかのようなところがある。

美咲牛のカレーというのを頼んだらものすごい量で立派な牛肉がゴロゴロ入って、八重山そばまでついて８５０円で驚いた。

そして、石垣島で訪れなさいと言われていたオモトってなんだっけ？と思ったのは於茂登岳だと思い出す。
あぁー2/14に沖縄のおじさまに報告した時に出た話にも共通するヒントがあった。これだったのか！と納得したものの登山はしたくない。
車で山頂に行く感じではなさそう。まぁいいや、今日は川平って言われたし、海なら乗り気と川平に向かう。

途中、御神崎（ウガンザキ）というところに呼ばれて立ち寄るも道に迷ったのか正しいのか今だに判然としないが、未舗装のジャングルの一本道のようなところを進む。

進んだ挙句、おばあのナビは性能が悪く途中で案内を止める。だいたいにしてこのナビっぽい代物は地名を表示しないので旅行者に不向きな玄人仕様。Googleマップはマニアックな道が好きなのでそこで良いという。

人っこ一人いない道にはもう慣れたにしても、南国の木が行く手を次々に阻む、今日のこのジャングル一本道はどうなの？しかもこんなおばあカーがこんなところで故障したらどうするの？

いくら、おつとめとはいえねぇー、どうなのかしら？の不安が大きく、おまけに充電ケーブルが壊れていてスマホ充電ができないので（いろいろと不都合が積み重なる）頼りのグーグル先生に見捨てられては帰れなくなる！と変な道から抜け出したい一心になる。

そして、御神崎にはたぶん到達せずに川平に向かう。
向かった先の川平湾は目が覚めるほどの絵画のような風景。ところが美しい海岸にTK小室の懐かしいお歌がガンガン流れているのが苦笑😅

その音が聞こえないエリアまで移動して佇む。すごい睡魔に襲われる。

ここで私の体質について。
私は赤ちゃんの時からお昼寝が苦手。赤ちゃんなので身動きができず退屈だなぁと思いながら目をバッチリ開いて流れる雲をじーっと見ていた記憶あり。
お昼寝も最短でよく１６時きっかりに泣いて目が覚めるので近所の人の時計代わりになっていた。
その後、幼稚園でもお昼寝の時間がもっとも嫌い。今まで遊んでた友達が次々に眠りに落ちていく光景が恐怖だった。
高校生の終わりから２０歳くらいまでに一時期、眠りまくったことがあったけどそれ以来、当然、大人になってからも具合悪い時以外に昼に寝る習慣なんてないのだ。夜もどんなに疲れていても、深酒をしても６時間で目が覚める。
それじゃ、早死にするよ！そんなにエネルギッシュなのに寝ないなんて死んじゃうよ！と周りの人から心配されて、私はだんだん自分が命が短いような気になっていた。しかし、１０月に知り合ったユタ友から「イサちゃんはねー眠りが短いのを気にしているようだけど、３時間寝たら十分なわけ！その３時間の深さが普通の人の何倍も深いからそれで十分なわけさ。お昼寝もしないでしょ？赤ちゃんの時から。短期集中で良いんだから気にしないで！」と見事、言い当てられて安心したのでした。

そんな私が沖縄に来るとぐっすり８時間以上眠れる不思議。なんだったらそのまま寝ていたいくらい気持ち良いのだ。
そして、昼間もあぁーここで寝てしまいたいと思うこと多々。

今日も美しい川平湾で突如、睡魔に襲われ岩に座りながら睡眠。
目を開けたら対岸にある山が気になった。明らかに呼んでいる山が２つあるっぽい。
途端に於茂登岳という言葉を思い出した。でも、どれも突出して高い山なんかない。於茂登岳って沖縄で一番高い山じゃなかった？

でも、その並ぶ山の中でなんか訴える山がある。あれだろうなーと拝む。そして、視線をずらすととんがり山があってそれもエネルギーを放つ。
拝む。

今朝、おばあカーの地名を示さない玄人ナビで地点登録を試みるも全然使えなーい。なのになぜか野底マーペーという地名を示し続ける。
消しても消しても野底マーペーという面白い名前を示し続けるので「おばあ面白い名前だからってそこ表示し続けるのやめてよ！」とツッコンだくらいだった。

気になる山々。わざわざ誰かに聞こうにもきっとここに来るのはみんな観光客だろう。
と思っていると猫の親子発見。その猫と遊んでいると船スタッフが目の前に現る。
この人に聞いてみよう。於茂登岳ってどれですか？ビンゴ！私を呼んで拝んでいたお山でした。
そして、あのとんがった山はなんですか？と於茂登岳と同じかそれ以上に異様な強い呼び方をした山を聞くとなんと「あれは野底マーペー岳です！」というではないか！！

あれがおばあカーが示し続けたマーペー！？マーペーって山だったの？
呆然と眺める私に彼は親切にあの山には言い伝えがあって、昔、恋人を想って悲しんでいたマーペーという女性がそのまま山頂の岩になったと言われていますと教えてくれました。
そして、あそこに登るのが最近、流行っているんですがハッキリ言って危険ですよと。あれ？イッテQで登っていたやつ？と思わず言ったけど沖縄ではイッテQ（日テレが）放送されていないせいかお兄さんはポカンとしていたのでした。

教えてもらうきっかけとなった猫の親子にお礼をして展望台へ。
素敵な風景を上から眺める。するとまた気になる方向が。松林？？と近寄るとお堂ではないか。

正面に回ると凄いご神気がビリビリきた。石垣島は宮古島周辺の島々が至るところに御嶽があるのに比べてグンと少ない印象。
それもまた私のアウェイ感の原因だと思っていたが石垣島では村落の至るところというよりはパワースポットにちゃんとある感じなのかもしれない。とこの１日半の滞在で思い直した。

ここは観音堂。あれ？弁財天さまが現れた。弁財天堂なんだなと思う。良い香り🌸
その昔、乗ってきた異国船が風待ちの停泊中に小僧が川平湾を見学して戻ると乗ってきた船は遥か沖に立ち去っていた。
絶望した小僧は於茂登岳に向かって自分の船が戻ってくるように一心に祈り続けた。すると数日後に風で航行不能になった船が川平湾に戻ってきたとのこと。小僧はその後、和尚さんになってこの地にお礼に観音堂を建てたらしい。

やはり石垣島のキーは於茂登岳なんだなぁと思う。

拝んで出てくると雲が散って快晴になった✨
周りからも晴れてきたーと歓声が上がる。

サータアンダギー屋さん発見。パインジュースと揚げたてサータアンダギーを食べる幸せ。

夜もセッションがあるし、スマホの充電が切れそうなのが落ち着かずホテルへ退散。

睡魔に襲われて仮眠。（こんなこと沖縄以外では本当に起きない）

夜も楽しくお仕事をしたのでした。