流石に毎日ブログ更新って難しいね。
当初一人旅の予定が神から離島へ行くようにと挙げられた離島5島以上。
まったく気が進まず背く気満々。その中の2つ、久米島と伊是名島は特に憂鬱。
「絶対行く気がしないんだよねー。沖縄本島でさえもう何回も行かされて、挙句に住めと言われてさ、今度はお試しで1ヶ月くらい行きなさいと言ったと思ったら、離島だってよー。もうヤダー」
と愚痴ったところ、ありがたいことに久米島に移住したお友達が3人もいる京都のお友達が久米島に。そして、近所のマニアックな嗜好を持つ大親友が伊是名島行ってみたいという、揃ってありがたき救いの手を差し伸べてくれたのでした。
神の命令に背きたい私にどうしても行かせたい神はこうやって人を使ってでも実行させるのです。
前回のブログではユタ友を使ってましたね(前回の復習)
こうやって人々が神に操られて、とんでもなくありがたきお申し出をしてくださって私は神のご意向どおりに動かされるのです😂
久米島では連日、京都の友の久米島移住の友たちがあちこち連れてってくれて本当にありがたい。
だって私たち、レンタカーやホテルの自転車借りて移動しようとしてたのよ。それなのにお休みだからって我々に貴重なお時間を割いてくれて夜も連日連夜遅くまで飲み会。1日目は居酒屋、2日目は友のお宅、3日目はホテルディナーと部屋飲み。
お料理まで作ってくれて美味しいお酒も持ち込んでくれて。
本当にありがとうございました。
そして、この旅での私のお役目。ピンと来なかった久米島。行きたくないとごねた久米島。
それに対するユタ友の答えは「久米島はねー、いさちゃんのために行くんじゃないよ、これはつなぎだねーいさちゃんはここは中継地と思って楽しんだらいいさー」と言われたのでした。
昼間、ご案内をしてくださる友の友は久米島を愛してやまない青森県人。
いっぱい島の良いところを見せよう、美味しいものを食べてもらおうと一生懸命ご案内してくれてありがたい限り。
でも、私のあっ!ここ!というところがすっ飛ばされる笑
でも、この方、恐ろしく勘が良い。「本当はここ、すごい大切な場所なんですけどなんか通り過ぎちゃいましたー」とか「私はここは降りません」などと意図的に私の「ここでしょ!!」ポイントを避ける。何か怖がっている様子。
1/31,2/1にユタ友に会ったときに私はユタとノロの違いについて話していたのでした。
そこで、私はなぜか「君南風ノロ(キミハエノロ」について「琉球王府が抱えるノロの中で突出した能力の強力ノロ集団なんだよー。
どこの島だったか忘れたけどさ、離島のノロの中でおもろそうしに何度も出てくるくらい最強ノロ集団なんだよ。」と話したのでした。
そして、この久米島の青森県人は「いさちゃん、ここなんか感じる?チンベエさんていうんだけどさ、寄らなくていいよね?」と言われて私はうーん、いや、これは挨拶が必要だわと思っているうちに緩やかに通り過ぎ、なんとなくジローっと見るとあちらもガン見の気配Σ(‘◉⌓◉’)
慌てて車窓から手を合わせてお祈りしたのでした。
そして、その後に彼女が島の親しいおばあが常々、あそここそ島で一番大切なところだと教えてくれているというのです。
おーい!そこ、通り過ぎるなよー!と思いつつ、島に着いた途端に呼ばれまくっていた宇江城(ウエグスク)に移動。
その前に鬱蒼としたちょっと普通の人には気持ち悪いと思うであろうお宮を参拝。
京都の友もなにやらドヨーン、青森県人は明らかに怖がっている。
私が拝所を開けて拝もうとすると彼女は「えぇーっ開けるんですか??」とおののき、祈っている間ソワソワ。
私が拝所の周りをウロウロしているときには一刻も早く帰りたそうな素振り。
そして、そのまま城(グスク)跡へ。「私は行かないから行ってきてください」とのこと。
私はいそいそと登る。すると入り口看板に「君南風」の文字。
えぇーっここじゃん!君南風ノロが活躍した舞台は久米島だったのねー!!!とすごーい、だからこの前、そんな話をタイムリーにしたんだわ!と自分に感心。そして、神トラップにまたハマった感を噛みしめる😂
そして、その夜の飲み会で「君南風ノロ」のお話を彼女たちにする。
今日、通り過ぎたチンベエさんは島のおばあたちが一番重要と言っているとのこと。
それじゃあ絶対に明日、行きましょうね!!と念を押したのでした。