夢の中で私はホテルのような、アパートのような鉄の格子があるベランダがついた建物の３階か４階あたりにいる。
これは昔、暮らした団地のようでもあり、沖縄のゆいんちホテルのようでもあり、たびたび夢に登場する建物だ。

ここから見える風景もたいてい緑豊かな風景だが、もっとスイスとか外国の緑深いところだったり、目の前の河口から海が広がっていたり、すべてが砂漠だったりと外に広がる風景はその都度ちがう。

今回はスイスバージョンだった。緑深い山々に囲まれた湖があり白鳥がたくさんいるのを寝転がりながらベランダ越しに眺めていた。
ものすごい満足度で「あぁこの街はいいなぁ、便利だし一生ここに住んでもいいなぁ」などと思いながら湖の白鳥を眺めているのだから旅行で訪れてすでに数日、過ごしている想定のようだ。
次の瞬間、１羽の白鳥が飛び立ちこちらに向かって飛んでくる。「わぁー白鳥がこっちにきた！」と喜ぶ私😃
するとこっちどころか私のいるベランダに降り立った。大きい！！すごく大きくて立派！
逃げる様子もないのでベランダをそっと開けて出てみるとなんと白鳥さんは1人の男性に変身。
痩せ型の中年の男性で真っ黒い髪は顔に張り付き、上半身が裸で黒いピタッとした革パンのようなパンツを履いている。
（好みの男性ではないので少しもときめかないのだが😆）イメージ的にはサルバドールダリのような

彼はちょっと前まで湖にいた白鳥なので水に濡れていた。
そしてベランダにあるちょっとした段差に腰掛けた。私は不思議と日本語でもない英語でもない外国語で流暢に話しかけ、彼はそれに対して真剣な顔で丁寧に答えてくれるという夢。ドイツ語のようなトルコ語のような…彼の顔的にはやはりその２カ国あたりにいそうな顔立ち。
年は４０歳くらい。私が質問し、彼が淡々と答えるという夢だったのだが内容が思い出されない。

数日後にまた違う夢を見た。
今度はアジアなのかアイルランドの方なのか舗装もされていない道や昔の片田舎のカフェのような建物が出てきた。
細身で髪の毛も目も茶色で粗末な服（麻布のワンピースのようなものを着て腰に黒っぽい紐のようなものを巻いている）を着た髪の長い女性が３人出てきた。（その集落はどうやら男性も同じような装い）
彼女たちは同じコミュニティで暮らす友人同士のようだ。
ある時、そのうちの1人が何かのきっかけで他の２人から嫌われた結果、嵌められて罪を着せられる。
彼女は必死に誤解を解こうと奔走するが誰からも信じられない。
信じてくれたのは唯一、彼女のお父さんのみ。このお父さんは背が低く穏やかで善良そうな物静かな男性（私の父に背格好が似ていた）
彼もまた娘の安全を願って誤解を解こうと奔走するも真っ先に殺されてしまう。

私はその一部始終をすぐそばで見ているのだがまるで映画を見ているような感じで口出しができない。

「危ない！逃げて！」という声も思いも彼らには一切届かないのだ。

孤独になった彼女は泣き叫びながら街の外れの道まで逃げてきたがもはや誰も助けてくれず雇われた？殺し屋に錆びた大きな鎌で斬り殺される。
私は目の前で見ているが助けることができない。
その時の彼女の絶望感・悲しみ・怒り・虚しさという感情がものすごくリアルに伝わってきたところで目が覚めた。

本当に気の毒だった。誰かの過去生なのか、今現在、地球上のどこかで行われていることなのか、過去のできごとなのか、架空の出来事なのかわからないのだがあまりのショックに真夜中に神に祈ったほどだった。

と同時に守護霊はこういう感じなのだなと思った。
目の前で起きることの先までわかっているので必死にメッセージを送っているのに当人たちには聞こえない。
「あぁそっちに行ったらダメ！」「あぁ危ない！」と叫んでも届かない。
案の定、目の前で最悪の展開を迎えてしまう。

やはりメッセージを常に受け取れる自分でありたいと夢から醒めて思ったものだ。

そして、今、『考古学者が怖い目にあった話』という本を読んで同じような夢を見た話が出てきたのでブログに残しておこうと思ったのだ。

２つの夢とも夢占いで調べるととってもラッキーな吉夢だった🤩
でも、この２つ、あまりにも鮮明でメッセージ性は高いような気がする。

この先、行く場所や体験するできごとを通して合致する場面が来るのだろうと思う。
現実、白鳥が革パンの男性に変身するということは起きないにしても…😅