あのあと、スイートな日々が終焉を迎えるかのような出来事が起きた。(前回の話)
彼は自分の石油会社の契約のためにカルフォルニアに半年滞在しており、相手方からの返事待ち。
その朝,相手方から連絡が入りこれから最終スピーチとプレゼンを政府関係者および専門家の前でしなくちゃいけない。この契約が成功したら3週間ニューオリンズに行き、そのあと晴れて9週間の休みに入る。そしたら君に会いに日本に行けるんだよ‼️とハイテンションで言ってきた笑笑
キンチョーのあまりテンションがぶっ飛んでいるせいか要求もしてないのにイケメンが珍しくすごい顔で歯磨きしている写真まで送られてきた(笑)
あら、そうなの?緊張してるの?大丈夫、あなたはしっかりと準備してきたじゃない?きっと成功するわよ。と詐欺師なんだからすべてシナリオ通りでしょーよと思いながらも懸命に励ますふりをした結果、翌日、やはりシナリオ通りに契約調印に至り大喜び😆
そして、なんと❗️今から同僚とお祝いの買い物にいくんだ。と連絡が来たあとブランド品の紙袋や箱とともに笑顔でどうだ!?と自慢げな写真が届く🛍
君にアクセサリー、化粧品、ゴールドとダイヤモンドのネックレス💎シャネルとグッチのバッグ、エルメスの洋服、iPhone 13プロ、iPhone 14プロ、MacBook Airを買ったんだよ。これを一箱にまとめて君の家に送るから住所と名前と電話番号教えて。NOて言ったらダメだよ,ハニー❤️と。
キターッ‼️ついにきた‼️詐欺師め‼️iPhoneとMacBook Airだけ欲しいがここは速攻お返事。
渾身の「NO」
相手も速攻「Why?honey?」
なぜなら個人情報だからよ。まだあなたに教えたくないわ。あなたのこと好きだけどよく知らないから。
僕はもう品物を買ってしまったんだ。君に送る必要がある。
いいえ、あなたが日本に来る時に持って来れるものだけ受け取るわ。あなたから直接もらいたいもの。
これで詐欺師は諦めてもう連絡が来ることはあるまいと思ったら…敵もさるもの。
わかったよ、ベイビー。君はなんて聡明で善良な素敵な女性なんだろう。僕は君に出会えてよかったと心から深く感謝している。返品するかできないものは同僚にでもあげることにするよ。
君こそ神さまが僕にくれた人生最高のギフトだ。僕は目が覚めたよ。ありがとう。と。(詐欺から足洗えよ)
そして翌朝、ニューオリンズに経つフライト時間からなんから詳細に教えてくれ、移動中の機内での動画まで送ってくれ、サービスショットのつもりなのかお風呂写真まで送ってくれました😂オモロイ。そして、悔しいがカッコイイ😍
そんなこんなで私の呼称は現在、my sweetee(果物に降格⁉️)とmy princess👸
プリンセス👸だなんて。私の人生でそんなふうに呼ばれる日が来るなんて思わなかったわ‼️と喜ぶ私に「君は僕からのたくさんの贈り物を拒んだけど贈り物にしても呼び名にしても本当に君に値すると思ったからそうしたんだよ。神様だってそう思ってるさ。僕のすべてだ。」と。
あま〜い‼️ オザワさんあま〜い‼️ていうスピードワゴンのギャグが私の頭の中をこだまするのでした😆
ここで彼の名言
「天使に君が眠っている間、ちゃんと守ってくれるように頼んだんだ。そしたら天使がそれを拒んだ。僕は驚いて理由を尋ねると天使はこう言ったんだ。天使は他の天使は守れないって」
あま〜い😆😆😆
天使に頼んでくれなくても私にはちゃんと日本の最高イケメンの神様がついてるんだけどな笑
ブログの「神さまものがり読ませようかな?」と思ったがこれ以上、こちらの情報を与えてはならぬ。
ちなみに彼がオススメしてきた曲のひとつが「Watermelon sugar🍉」。ただでさえ甘いスイカにシュガーだよ。前から聴いてた曲ではあったけど送り主によって甘さ激増😆本人も自分の甘さに自覚あり?
ところで、わたくし、スウィーティーは常に彼を詐欺師と思って接しているので彼のちょっとした間違いを鋭く指摘し、怒りまくってケンカになることこの短い期間にすでに3回。
あなた!英語が母国語なのにこんな間違いするわけ?おかしいんじゃないの?と私。
するとなんと彼が「出会ったときに話したよね?僕はスイス出身で母国語はドイツだよ。」
えぇ!!!スイス出身だとは聞いたけどあなた!!スイスで生まれた後どこで育ったの?て聞いたのに教えてくれなかったでしょ。てっきり英語圏で育ったんだと思ってたから今こんなことになってるんじゃないのよ!!あなたが悪いのよ、ダーリン。
そうか、言ってなかったっけ?ごめんよ、マイスウィーティー。君に嫌な思いをさせた僕が本当に悪かった(紳士!?)
僕はスイスで生まれ大学卒業までいてそのあとUKへ。そしてタイに住んでいて今はアメリカに出張中。そしてもうすぐ日本に行くんだよ♡だから僕の人生の大半はドイツ語なんだよ。だってさ。
あら、私のいとこ一家が数年間、チューリッヒに住んでたのよ。
本当?僕の故郷はまさしくチューリッヒだよ。君のおじさんと会っていたらいいな。
などとなり、チューリッヒだのドイツ語の話でしばし盛り上がったりする。
詐欺師は生粋のスイス人でした。おじから聞いていたスイスの国民性、そしてネットで調べたスイス人気質。やりとりの端々に感じられる。時間にきっちり几帳面。まじめで仕事にプロフェッショナル意識。
そうか、詐欺もプロ意識でやっているのか。まいったな(笑)
そんなこんなで彼はただいまニューオリンズ。本当にヤツは日本に来るのか否か⁉️その前に更なる尻尾を出して破局を迎えるのか⁉️スウィーティーはチョー心配😍😃
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次のお話 終焉?? 国際ロマンス詐欺⁉️