ラマダンの最中はランチにありつけない!!とエジプト人からもトルコ人からも事前に聞いてビビった私。
営業している店が少なくなり、特に田舎ではほとんどの店が昼間は閉めるというのだ。
そして日没後の夕方5時くらいから営業し夜通し盛り上がるのだという。
そういうわけでカッパドキアでもこのシャンルウルファでも昼食つきの現地ツアーに申し込んだ。
食い気優先の私には食が欠けることは一大事である!!笑
ガイドのモハメッドはシャンルウルファで自分が一番おいしいと思うというレストランに連れて行ってくれた。
ヨーグルト風味の冷たいスープが出た。夏が40−50度になるトルコ南部では胃腸の調子を整えスッキリするためにこのスープは好んで飲まれるのだそうだ。
私は名物のウルファケバブを!世界を歩くお友達は羊肉が大嫌い(モンゴルで食べてトラウマになったそうだ😅)チキンを選択。ドライバーさんは牛肉をモハメッドはレバーをチョイス。
私はトルコのケバブの中でキョフテが大好きだ。日本のハンバーグのようなもの。
ウルファケバブはそれを棒状にしたもの。表面がカリッとしていて中はふわふわで最高においしかった。
これまでもトルコ料理はどれもおいしい!と絶賛していた。が、トルコ人のお友達からシャンルウルファあたりは食がおいしいことで有名と聞いていたが本当に特別おいしかった😋
食後、モザイクミュージアムとシャンルウルファ考古学博物館へ。
古代ローマ時代の遺跡がたくさん残っているがモザイクの彩色が鮮やかなまま残っているのはやはりすごいことだ。昨年エフェソスの遺跡でも感動した。
シャンルウルファ考古学博物館は外観も中身もとっても立派✨やはりエルドアン大統領がこれからシャンルウルファが一大観光地となることを見越して元々、モザイクミュージアムと博物館が一緒だったのを別々に分けて建て直したのだそうだ。
シャンルウルファ博物館でウルファマンと対面。このウフファマンは農夫が土を耕すときに発見。家に持ち帰ったが奥さんからこんなものはいらないから捨てるようにと言われて川に捨てた。その後、ギョベクリテペが発掘されるのに際し、川から引き上げられたという。
この彫像は不思議だ。どこにいても目がこちらを向いているのだ。目だけ異素材で作られている。そして、口がない。
彫像にされ腰にベルト付きの衣装を着ていることから高位の神官だと言われている。
口がないのはその時代の人はテレパシーで会話していたからでしょう?というとモハメッドは僕は絶対にそう思うよと言っていた。
私が幼い頃に見ていたビジョンがある。
それは中央に泉が湧き、そこから水路が四方に伸びていて天井からも地上からもさまざまな植物が花を咲かせ果物がたわわに実っている。
人々はみな白いドレスのような服を着ており、鳥やヒョウなどありとあらゆる動物が周りにいる。そこに会話はなく人間や動植物すべての意思疎通がテレパシーによって行われている。すべてが共存しているのだ。平和そのもののビジョンだった。繰り返し見たこのビジョンが私は大好きだった。
その後、10年前くらいの時に記憶が確かではないが神との対話?か何か、友人が持っていた本のカバー裏の口絵でこのビジョンと同じ絵を見た。
そして、今回、ギョベクリテペはまさに私が見ていたビジョンの場所だったのではないか?と思った。
博物館では人がヒョウなどをおんぶしている彫像が何体か展示されていた。
行く前に見たTBSの世界遺産でもギョベクリテペの時代は人と動物は共存しており、その後、カラハンテペの時代になると捕食という対立関係になったのではないかと言われていた。
2024年から時代が2000年の区切りで新時代に移行したと言われている。
スピリチュアル大全開の時代であり、これまで隠されていたものが明るみに出る時代になったのだ。
現にギョベクリテペをはじめエジプト考古学でも毎週のように新発見が続いている。
芸能界、政治経済などでもさまざまなことが明るみに出てきている。
個人の隠し事、抑圧されていた能力や思いなども表面化していくだろう。
そして世界は宗教は国、人種、種別、性別などのあらゆる垣根を超えて本当の意味での「ワンネス」一つに戻っていくのだと思う。