急に台湾に行くことになった🇹🇼

いつものことだが神司令は突然に来る。
と言っても布石はだいぶ前から始まっているのだが、日にち指定が突然なのだ😆

幼い頃より私の周りには「台湾はいいよー」という人が常にいた。
祖父の妹である叔母は幼少期から高校卒業まで？日本統治下の台湾で育ったのだそうで、食べ物がおいしかった、人も自然ものびのびとしていてみんな親切で楽しい思い出しかないと常々言っていた。台湾にもう一度行きたいと言いながら帰国後は一度も行かないまま生涯を閉じてしまった。
今思うともっと話を聞いておけば良かったと思う。

３０代、会社で突如、ぎっくり腰になって運び込まれた整体院の先生は台湾にも２か所の整体院を持っていて毎月、仙台から施術に通っていると言っていた。「砂金さーん、台湾はいいぞー。砂金さんにぴったりだぞ。温泉もたくさんあるし、食べ物もおいしいぞー」と常に言っていた。

２年前、石垣島で貝を売っていたおじさん。顔は真っ黒ですっかり石垣の人なのに話してみるとえっ？東北訛り？
なんと同郷、宮城県の人だった。このおじさんもまた、私が貝が大好きで貝細工に興味津々なのを知ると台湾を強く勧めた。
「あんたよー、螺鈿細工ってのはもともと中国から来たんだぞ。そして、貝だもの、海のそばが盛んだべ？そしたら台湾はメッカなわけよ！行け！台湾さ！絶対にいいから！」と。
（関連：琉球　片道切符旅　15 　愛しの宮古島またね💓 ）

昨年、与那国島にダイビングに行った🦈与那国島からは台湾が見えるほど近い。
船で安く行き来ができるそうで石垣島周辺の離島の売店などで働いている人も台湾の人が多かった。
由布島の水牛ショップでシャイで真面目な印象の控えめで優しい店員さんたちはみんな台湾の人だった。
日本での暮らしと台湾へ安く帰国できるメリットなどを教えてくれた。
（関連：沖縄ロングステイ2024🌺12 西表島😺由布島🐃  沖縄ロングステイ2024🌺⑩ 与那国島⛰️🌴 ）

そして今年４月、芦屋で対面セッションをすることになったが急遽、会場が変更になった。
共催ののんちゃんが定期的にアロマセラピーをしているカフェ。
そこでセッション前にご馳走になったお茶が目が飛び出るほどおいしくて感動した。器もまたステキ💓
ほめまくって飲みまくる私にオーナー姉妹はこれは台湾茶で茶器も台湾のものだと説明しくれた。
なんでも、この姉妹は台湾人の友人がたくさんいるのだとか。

このように台湾を強く推す人が人生の要所要所に必ずいたのだ。

そして、私は何を隠そう中学生の時に観たラストエンペラーでジョンローンに一目惚れ😍
と同時に清朝の歴史に強く惹かれ中学生から２０代まで本を読みまくり自称「愛新覚羅オタク」になった。
そして将来いつか行きたい場所は「紫禁城」と「故宮博物院」になり、どちらも北京にあると思い込んだ。
（関連：カミワザの妙🌙✨ ）

ところが現在、行きつけの整体院の整体師さんは中国人で故宮博物院は中国ではなく台湾にあることを知った。
そんなこんなで台湾は親日国であり、故宮博物院と愛してやまない「貝」という印象だったのだ。

先日のある日、昼すぎから豪雨となり夜には雷が鳴って激しく降った⛈️⚡️
あぁ、東北リトリートは武甕槌さまの塩竈神社に行くからなぁーと窓を開けて雷雨鑑賞🤩

すると大きな黒龍さんが現れた🐲
2階のベランダに行くと場所を変えてこちらに現れた。
じーっと眺めていると「龍山」というメッセージが来た。

翌朝、気になったが最近、ずーっと呼ばれ続けている岐阜県のことだと思った。
岐阜県にそんなポイントがあるのだなぁと。
そして調べるとそれはなんと台湾の龍山寺のことだった🐲

しかも中国読みでは「ロンシャンスー」というのだと後からまた知って衝撃だった。

実は小さい頃から「ロンシャン」という言葉に惹かれていた。
ロンシャンという馬のマークのブランドのことだと思って何度かバッグを見に行ったがピンとこず購入に至っていない。
にも関わらずロンシャンという言葉は影のようについて回っていたのだ。

龍山寺がロンシャンスーと読むのだと思った瞬間にこれは行く時なのだ！と思った。
するとバーンと日付が降りてきた。えっ？近い！直前ですけど…
確かにその週は予定もちょうど入っていない！！
しかも一粒万倍日が４日間連続するという稀有な星回りであることも教えられた。

行くしかない！となって飛行機をとってからが、また私の行きたくない病が始まった（毎度、手配をした後に憂鬱病が発病する😆）
１月に会った時に台湾一人旅に行ったと言っていた沖縄在住の友達（元お客さん）に言ってみた。
交通の便が良いこと、ICカードを買えばなんでも乗れることなど教えてくれた。
やり取りしているうちに「私もその日程のうち数日行きます！」と言い出し本当に来てくれた😃

このように毎度、神司令に従うも憂鬱になる私に神は助っ人を用意してくださるのだ。
（助っ人シリーズ：琉球　片道切符旅⑥ 久米島Day2 琉球　片道切符旅⑨　伊是名・今帰仁 ）

普段、私はあまり人と一緒に行動することは少ないが人と一緒にいると気づきも大きい。
方向音痴なのと神ごと旅行ではGoogleマップやいろんなものを狂わされてしまうので助っ人の方々が見つけてくれたり、ワンパターン人間な私を新たな味覚や近道の開拓などに導いてくれたりするのだ。

さて、呼ばれた龍山寺は雨☔️
１１月のトルコ、沖縄リトリート、東北リトリートともに１００％の雨予報を覆してきた実績を誇る私が不本意にも旅先で傘を出すなんて…雨☔️

確かに外を歩いている時には止んだり小降りにはなる。そのくらいの天のお気遣いはある。

でも、沖縄から来たお友達の発言で気づいたのだ！！
彼女は前回、龍山寺が激混みで人に押されてただぼーっと見て終わってしまったそうだ。
ゆっくり見ることなんて不可能なくらい混むのだという。
ところが雨のおかげか人が少なくゆっくりじっくり見ることができて幸せー🩷とお礼を言われてしまう始末😆

確かに確かに。雨のおかげでゆっくり見れるというのは最近、経験していることだ。
要は私が外を歩いている時には降らず、でも世間的には雨の日なので人足が減るという神図りで場を整えてくださっているのだ⭐️
（神人が聖地を訪れると起きる現象だと帰ってきてから人から言われた😆ありがたい🙏）

月老神君という神様の廟に行くと「よく来たな！」と大歓迎してくださった。そして健康とこれからの人生における行動を守ってやると言ってくださった。月の神様なので月読命と連動しているのだと思う🌙

廟によってエネルギーの質も変わるしものすごいエネルギーが強くて熱くなるほどのところもあった🔥
華やかで「太陽」のエネルギーを感じる、沖縄とのつながりを確認できるようなお寺だった。

お寺を出てからぶらぶら歩いているとあぁー！！ここ、私が行きたかったところ！忘れてたー！！という景色に出会した。

「剥皮寮（ボーピーリャオ）歴史街区」であった。チラッと見たガイドブックに載っていたのに忘れていたのだ。

係のおじさんとおばさん達がにこやかに出迎えてくれて日本人？と聞くと日本語のパンフレットをくださった。
ステキな建物の数々。清朝からの建物群なので当然、日本の占領下にあった時にも存在しており日本人が国民学校として使っていたところだとも書いてあった。
叔母も台北の有名な女学校を出たと言っていたので、この建物を知っているのだろう。

亡くなった人と時空を超えて共有し合う、また亡くなった人が行きたかったところに行くというのは供養になるのだと感じる時はこういう時だ。

思いがけず行きたかったところに行けるというのもまた、叔母さんが連れてきてくれたような気がしてならなかった。

台湾旅は続く🇹🇼