不思議不思議の宮古島🏝
今まで沖縄本島にしか行ったことがなかった私。
幼少期よりなぜか沖縄を避け続け、2008年に初めて訪れてヒエェェーッとんでもないところに来てしまった!と後悔さえした沖縄。
関連:過去世を知る
その後、数奇な運命により年に2度も来る羽目になっている沖縄。毎回、もう来ることはない!やり終えた!感たっぷりで帰るのにすぐに連れ戻される沖縄、滞在期間がどんどん長期化する沖縄…なのに体にとても合って体も心も喜びまくるので今ごろ好きになってきた沖縄。
ところがどっこい。初めて訪れた宮古島はなぜか魂がどっしりと落ち着く。そして、どうせまた来る。絶対に来る。住みたい!!と自ら思う宮古島。どうした?自分。
宮古ブルーと言われる海を見たら入りたいのだけど、ダイビングを予約する気にもなれずぶらぶらウロウロするだけで忙しい日々。
離島にありがちな人より多い拝所。神の島と呼ばれているところは往々にして人口よりも拝所が多かったりする。
「い」のつく旅の壱岐、糸島(神に忘れてますよ!と指摘された😅)、出雲、伊勢、今年の茨城、そして今回のご指示の伊是名島。
神は5箇所以上の沖縄の離島を回りなさいと言って、まずは4箇所しか言わなかった。残りは後からと。
そして、昨日は伊良部島へ。この後、石垣へ移動予定。
沖縄本島では北にも「伊差」南にも「伊佐」「イサ」という地名が。
イサには何かあるって書いたこともあったな。関連:伊勢ものがたり③本参りのはずが…
今日は来間島へ。昨年9月に出会って、初めて見たときに「あぁーこの人!なんとしても声をかけなきゃ!」と思った女性。
この方は石垣島出身。この方から宮古に行くなら来間島へと教えていただいた。私の宿泊先から伊良部大橋も来間島大橋も近い。
来間大橋の宮古島側で急にトイレに行きたくなる。コンビニなんかない。来間島にはなさそう。(たぶんない)
参ったな、さっき行ったばかりでしょ?と自分を叱る。するとなんとどどーんと鳥居。
こんなところに鳥居?シヌジ御嶽。宮古島に来れて良かったこと、昨日は伊是名島に行ったこと、これから来間島に行くことを報告。
すると拝み終わった後にクルリと体を向けられた先にトイレ!!
でもね、御嶽のトイレ。教えてくれてありがたいものの汚そう。アルミの古そうな扉。うーん、躊躇う。
でも、神様がせっかく教えてくれたのだ。思い切って取っ手を回すとそちらは掃除道具入れ。あっ掃除道具がキレイ。新しいトイレットペーパーの袋もある。
ジャーン!トイレも外観にそぐわずきちんとキレイなのでした✨
島の人がちゃんと拝所とともにキレイにしてくれている。神様、島の方ありがとう💓
そういえば今日は道中3カ所くらいで神人が白装束で拝みをしているのを見かけた。
神社から出てお辞儀をしていると若者4人が入れ違いに到着。
「えっシヌジオンタケ?オタケ?ミタケ?」と男子。モヤモヤの私。
「えっ確かウタキっていうんじゃない?」と女子。正解!と叫びたい私。
島に渡る橋もまた絶景。
ところが、いよいよ来間島という橋のたもとで咳き込み、謎の胸の圧迫感。
そこを過ぎたら治る。
そして、晴天のもとカフェやショップが並ぶ観光客で賑わっているところを通り過ぎ自分でもどこに向かっているのかわからない🤣そして、突如、広場のようなところで車を停める。その先にフェンスで囲まれた枯れたように見える木が。
かつて3本あったという伝説の雨乞いの神木とのこと(一本は何者かに切り倒され、一本は台風で倒れ、今は一本だけ残っていますという悲しい看板😭)すぐそばに御嶽も。
ご挨拶した後、なぜか今度は森の中へ。
その途中にも立派な御嶽が。そのまま藪の中の一本道(あとから聞いたら遊歩道とのこと)を歩く。晴れてるけど鬱蒼とした森。
下の海岸からは遠く楽しげな声やマリンスポーツの教室の声が聞こえるも私は森の中に一人っきり。
昼間なのに暗く心ぼそ〜い。
でも、さっきの御嶽の神様が先導してくれると言っていたので信じて歩く。
あれ??なんか展望台に出てしまった🤣そして、一人ラジオを聴きながらビールを飲んでいるおじいが一人。
思わず声をかけると満面の笑みで地域の道を教えてくれる。あれ?それって石垣島の彼女が言っていたところだわ。
車からはだいぶ離れてしまった。
車に戻らずにこの断崖を降りて戻ってくるのはイヤだ。というとおじいはニコニコ笑ってそれは大変だねーと。
そのおじぃの目線の先に別の帰り道が!
そして、そちらの道に入った途端に島で最も重要な御嶽に出くわす。
確かにすごい力。そして車に戻る途中に道路脇から呼ぶ御嶽。これは島人以外は気づかないよね?的な場所。
その後、車で来間ガーへ。
またもや胸の詰まりと不安感、恐怖感。行きたくない!と思うほど。
しばらく車の中から観察。シーンとした森と崖。
降りてみると蝶々や小鳥がたくさんやってきて先導してくれた🦋✨
ここは良いところに違いない!と安心していくと本当にびっくりするくらい良いところ。
誰もいない。誰も来ない。
拝むと誰もいないのにカサカサ、コソコソと音がする。
思わず拝みの途中で目を開けると大きなヤドカリが香炉の前を歩いている。
そして拝み終わったらあんなにゆっくり歩いていたのにもういない。神ヤドカリ笑
あまりに居心地が良いので今度は帰りたくなくなっておやつを食べる。神様にもあげる。
自然のものしか使われていない昨日、伊良部島で買った優しいお菓子だから。
本当に誰も来ない。ゆっくりまったり1時間以上もいてしまった。
そしてまた、尿意!!なんでだよーコンビニがない離島にきたらなんでこんなにトイレが近いんだよぉ〜!
すると神様が昼を過ぎていると教えてくれた。
そうか!離島ではお昼時を外すとなにも食べれなくなるんだった!
近さ優先で偶然入ったお店はおばあ一人で切り盛りしている食堂。
お昼時で混んでいて忙しそうなのに私と目が合った途端ににっこりと可愛い顔で微笑む。
私もこのおばあを知っている気がする。おばあが作った宮古島ナポリタンの美味しいこと!!(沖縄のナポリタンは沖縄そばの麺で作ります)
「美味しいから今日も来ちゃったよー」という家族づれも来ていて本当に美味しい。
お客さんが途切れた合間におばあはトマトもっと食べる?と追加で畑でとれた立派なイタリアントマトをおまけしてくれた。このおばあともっと話してみたいと思うほどなぜか懐かしいとっても可愛いおばあなのでした。
その後、なんとなく走っていたら畑の中を突っ切ってムスヌン浜へ出た。
ここは貝殻もシーグラスも海藻もない真っ白な砂だけのビーチで圧巻。でも、なぜか怖いのだ。
今日は朝から海に入って足元はそのままビーサンのいつでも水陸両用仕様なので入ってみた。
するとどんどん潮が満ちてくる。
単に満ち潮の時に行ってしまっただけだと思ったが、どんどん波が迫って深くなってくるのを見ていると急に怖くなった。
海が襲ってくる!
海を見ていてこんなふうに感じるのは初めて。
泳ぐし潜るし波に乗ってたしの海大好きっ子の私が初めて「満ち潮が怖い」
若いお姉さんたち、ご夫婦、若者1人と周りに人がいるのに怖い。真っ先に海に入った私をみて彼らも靴を脱いで今や海に入っているのだ🤣
なのに真っ先に立ち去る私😅そして、来間島を後に。やっぱり帰りも来間島大橋の袂で咳き込み、胸が圧迫される。
石垣出身の女性に連絡。その方は過去生において私と来間島で一緒だったと思うとのこと。彼女がチャネラーさんから聞いた話では今日私がまったり過ごした聖地にはかつて、ノロや霊能力の高い女性が集められたという。そして、生贄もいたとのこと。
拝む側だったのか生贄側だったのか🤔
かつて神事の儀式で生贄になって満潮に向かう海に入れられたのでは??などと妄想するも、これもそのうち、わかるであろう。
宮古島に戻ってホッとしてドライブ。よそのホテルのガーデンカフェでリゾート気分を味わう。アパートに帰ってもう19時近くなのにまだサンセットの只中を泡盛が飲める居酒屋を求めてウロウロ。
ところがやはり私の宿泊先の徒歩圏内にはそんなお店がないのだ。カフェやハンバーガー、お高くオシャレなステーキ屋さん。
ちがう!私が求めているのは泡盛を飲める居酒屋!
しばらく歩いて諦めて良いお散歩になった!と思い込みながら戻ってくると、おーっちょうちん発見!寄っていくと関西から移住したご主人がやっている居酒屋とのこと。よし!入った!わ、若い!そしてスタッフ?奥様?美人!
美味しくてお話もたくさんできてこんなに近いところに良いお店発見。やはり神はお酒と食べ物で私を労ってくれる😅