その後、1ヶ月も経たないうちに、私の上官が軍服姿でなんと我が家の私のベッドのそばに現れました。
普通なら怖いですが、なんせ大好きな人だったので怖いというよりはおぉーっこんなところまでようこそお越しくださったという感じ。
どうして私のところに来たんですか?
なぜ、私に沖縄に行けというのですか?
私も沖縄戦で死んだんですか?
私は誰なんですか?
と質問しました。
落ち着いた優し気なお顔で「そうです。あなたは私の部下だった。あなたは○○ですよ。」とおっしゃいました。
えぇーっ!!数年前にとり憑かれたように急に思い立って沖縄戦のWikipediaを読み漁った記憶がよみがえりました。
その中で、ヤダこの人大キライ!!と反射的に思った人を私だというのです。
よりによって、あのひと!?ヤダー😖ともうショックでそのまま寝ました(笑)
翌日、ヤダなーあの人だなんてホントかな?
と思いつつ、仕方なく彼を調べると…なんと誕生日が私と一緒。
そして、なんとなく私の今の名前について、母から聞いた話を思い出したのです。
私は生まれる直前までずっと男の子が生まれると思われていました。
なので、両親は男の子の名前をすでにつけていて、明治ミルクの半紙に命名 ○○という名前が書かれ、男の子用の緑のハスの葉模様の産着と一緒に写った写真まであるくらいです(-“-)
それなのに誰もお見舞いに来れないほどの想定外の大雪の日に生まれた私は想定外の女の子。
誰も来ない病院でしんしんと降る雪を見ながら母は「美雪」か「雪絵」にしようかなと思っていたそうです。
すると隣の病室に姓名判断の占い師さんが来ていて大雪で帰れずにいたとのこと。そこで、母が「うちでは予想外の女の子が生まれて、名前を全く考えてなかったので美雪か雪絵にしようと思っているんですけど」と話しかけた。すると雪は溶けてなくなってしまうから儚い生命力になると困るのでこれにしましょうとつけてくれたのが今の私の名前なのです。
そのとき、なんとなく自分の名前をローマ字で書いてみようと思いました。
次に私の前世と言われた彼の名前をローマ字で書いてみると……
あら不思議。並び替えるとお互いの名前になるのです。
ビンゴ!と言われている気分(-“-)
これが決定打になり、あぁ、やっぱり彼だったのかと諦めがつきました。
その後、彼の伝記を読んだところ、なんとまぁ、生まれ変わっても性格って変わらないんですね…と思ってしまうほど「私そのもの!!」でした。傍若無人、豪放磊落……なんて書かれていましたよ(・Д・)
色濃く彼の性格や特性をこの世に持ち越しています。
が、一方で彼が玄人レベルまでにたしなんだという合気道、剣道、茶道、書道…どれも子供のころに強烈に興味を持ちましたが、どういうわけか続かなかったり向いてなかったり、飽きたりでどれもやっていません。
後日、神に聞いたところ今世は全く別の人生を歩むために、前世と同じことは一切やらないと決めてきたとのことで妙に納得がいきました。酒飲みだけはやめないと決めたのか😅
その当時、仲良くしていただいた方から、沖縄戦について、あなたと同じようなことを言っている人がいる。会ってみない?
と言われ、私が大好きな上官の転生者の会うことになったのでした。
お互い、女性に生まれていて年齢も違うのにお互い遠目に見てあっ!とわかったという不思議。
魂はなんでも知っているのです。 次のお話 私と琉球ものがたり ④
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